ガーデニング ホース
ガーデニングを始めて、まずたいへんなことは植物への水やりです。
ジョウロや長いホースを持ってあちらこちらへと、
庭中に水をあげる作業が腰や腕に負担がかかります。
特に夏季は、朝夕2回の水やりが、重労働になることがあります。
ガーデニングのホースには、たくさんのタイプがあります。
ガーデンのサイズや形によっても、使いやすいタイプが異なるので、
適したものを選ぶようにすると水やり作業が楽になります。
■ガーデニングホースの種類
家庭用のガーデンホースには、大きく分けて3種類あります。
それは、「単純管」「二重管」そして「糸入り二重管」です。
用途によって使い分けるので、環境を考えて入手することをおすすめします。
これらは一般家庭で使用されている水圧に関する問題がありません。
「単純管」は、ごく一般にガーデンに水を撒くときに使いますが、層が一重になっています。
「二重管」は、文字どおりホースの層が二重になっていて、構造がしっかりしています。
「糸入り二重管」では、ホースに糸が張り巡らされていて、
耐圧性となっていますので、止水機能にすぐれています。
■散水ノズルについて
ガーデニングホースには、ホースに装着して使う散水ノズルが必要です。
ノズルにも種類があって、ただ水が一通りに出てくるタイプがあり、
だいたい6~8種類、その穴の大きさや細かさによって、
水の出方が違う多機能ノズルもあります。
コック機能がついていて、手元で水を制御できるものが多いので、
必要に合わせて選ぶのが良いでしょう。
■ハンガーについて
ホースを使い終わった後にしまうことは、意外とめんどうな作業です。
ホースのハンガーによって、うまくまとまりがつかないものもあります。
単に「ハンガー式」のものもありますが、
スパイラルタイプのものは時間をかけずに片付けられます。
「スパイラル式」にスタンド付きですと、ハンガーよりも簡単にできます。
「リール式」は、巻き取る作業がちょっと重くなるタイプもるので気をつけます。
ガーデニング 棚
ガーデニングをするためには、大きな庭が必要と考えがちですが、
小さなスペースでも工夫次第でガーデニングを楽しめます。
◎棚で狭いスペースを活かす
最近は、マンションなどのベランダや、
窓を使ったガーデニングも人気が高まっています。
小さなスペースでガーデニングを楽しむためには、
棚(シェルフ)、ラック、スタンドに、
小物や植物をうまく整頓し空間を活用しましょう。
園芸用品が散らかっていると庭が狭く見えるので、
一か所にまとめて片付けると花や木がぐんと立派に映えて見えます。
さらに階段状になっている棚に植物を飾れば、
スペースを活かしつつ日当たりや風通しもよくなります。
◎棚の種類
棚の素材は、木製、アルミ、鉄などで、
フェンスや小物入れがついているものもあります。
ビニールを取り付けることができる温室タイプの棚も、
育てられる植物が広がり、とても便利です。
◎ガーデニング 棚 diy
大工作業を始めたいかた、もちろん技術があるかたには、
diyで棚を作ることをお勧めします。
水平、垂直に板を組んで組み合わせ、
ペンキを塗る作業が基本ですから、
最初に取り組むには、とてもベーシックな良いテーマです。
すのこや木箱を入手して切って組むだけでも、立派な棚になります。
手作りのものは、やはり愛着が湧くので挑戦したいアイテムです。
ベランダガーデニング 夏野菜
庭でガーデ二ングを行えなくても、
ベランダガーデニングで楽しむ方法もあります。
花だけでなく、野菜も栽培できますので、
かなりの楽しみがあります。
■ベランダの日当たり
まずなんと行っても「日当たり」が大きな鍵になります。
日当たりがそれほどなくても育つ植物も数多くありますので、
日当たりに合わせて植物を選びましょう。
■ベランダで育てやすい夏野菜
比較的育てやすい植物といえば、まず夏野菜とハーブです。
ベランダは風通しが良く、害虫もつきにくいのが魅力です。
夏野菜は種類もたくさんあって、虫もつきにくく、
しかもちょっとコツがわからなくても、
元気に育つものが多いのですね。
そして、なんと言っても、夏野菜は育てるだけでなく、
食卓にも利用できるので、ガーデニングの楽しみが倍増します。
ミニトマトやナス、キュウリ、ゴーヤなどは、
ベランダは、病害虫の被害が少なくて育てやすいです。
小玉スイカも育てられるので、試してみてください。
■水はけ対策はカルセラを
ガーデニングで大切なのは日当たりですが、
そのほかに水はけも大切なポイントになります。
ベランダでは、十分な土を使うことができませんのでひと工夫必要です。
そこで、カルセラを苗を植える容器の底に入れると良いです。
苗を入れておく容器は、カルセラを使えば、
底に穴があいてなくてもOKなんですね。
空き缶やカップ等でも大丈夫です。
カルセラで容器の3分の1を満たすのが良いでしょう。