ナチュラルガーデニング
木製の椅子、鉄のテーブル、アンティークな鉢にラベンダーで動きのある庭に
最近、ナチュラルガーデニングという言葉をよく聞くようになりました。
ナチュラルガーデニングとは、その名の通り、
より自然に近い庭作りというような意味となります。
ガーデニングを趣味としている人はとても沢山いますし、
そのスタイルは実に様々で和風や欧州風など、
ある程度のコンセプトを決めてお庭づくりをするのが一般的です。
ナチュラルガーデニングもそのコンセプトの一つで、
自然の草原や山の中を再現することを目標としています。
ガーデニング 雑貨
ガーデニングを始めると、いろいろな雑貨が目に留まります。
雑貨のカテゴリーは多く、とても幅広いことに驚きます。
雑貨には、大きく分けて、
「実際に必要なもの」と、
「必要ではないがあれば楽しいもの」とがあります。
■必要な雑貨と楽しみの雑貨
例えば、バケツ、シャベル、スコップ、ハサミ、ジョウロなどの手入れの道具、
棚、収納箱、プランターや鉢などは必要ですね。
照明やランプ、オーナメント、ピック、プレート、
ガーデンブーツ、エプロン、グローブなどのウエアは、
あれば、楽しみが広がりそうです。
■最初は必要なものから
ガーデニング雑貨を初めて選ぶときは、
ごく基本的なものがあればいいでしょう。
バケツ、シャベル、スコップ、ハサミ、ジョウロ、
プランターや鉢を数個ずつくらいです。
シャベル、スコップ、ハサミは、
実際に手に取って使いやすい良質のものを選びましょう。
私は通販で割と高価な剪定バサミを買ったのですが、
どうしても持ち手で指を挟んでしまうので、購入し直したことがあります。
ガーデンを整えているうちに、さらに必要なものがわかってきます。
その都度、買い足していきましょう。
■楽しみの雑貨の選び方
ガーデンに置いてみたい、照明やランプ、オーナメント、
などのアイテムは、庭が仕上がって来たときに、
少しずつ選ぶとイメージに近いものになります。
ピックやプレートは、クリスマスや正月用に、
材料を集めておいて、手作りにするのも面白いです。
ウサギやリス、犬、ネコ、エンジェルなどオーナメントは、
多数販売されていて愛らしいものばかりです。
設置する前に大きさと重さをしっかり想定してください。
思ったよっり大きくて、動かせない! などということが時々あります。
■雑貨でベランダスペースを活かす
マンションにお住まいで、ベランダでガーデニングをする場合、
ちょっとした雑貨を利用して、ステキなガーデンを楽しむことができます。
小さな棚や収納庫を設置し細々した道具類を整理します。
それらにも鉢や置物等などを置いて、グリーンスペースにも使えます。
これはどちらか端の壁につくように設置して場所をすっきりとさせましょう。
さらに高めのプランターやフラワースタンドを利用したり、
ハンギングバスケットをベランダのフェンスにかけることで、
スペースを有効に広々と活用することができます。
ハンギングバスケット
ハンギングバスケットは、視線の位置で花を見られるのも魅力です
ハンギングバスケットとは、玄関先に吊るしたり、
ベランダの壁に掛けたりなどの、立体的に楽しめるコンテナです。
床に置いたコンテナとは、また違った印象の出るハンギングバスケットは、
おしゃれなプランターの1つとして、今、とても人気があります。
また、吊るす、掛けるなど、場所と取らない楽しみ方ができるので、
狭いスペースで園芸を楽しまれている方にも便利です。
庭のフェンス、門扉、トレリス、さまざまな場所で使えますので、
ぜひ、活用してみてください。
■ハンギングバスケットの種類
吊るして使用するタイプと、掛けて使用するタイプの2種類があります。
素材はさまざまですが、代表的なのは、植え込み用のスリットのある、
プラスチック製のものと、ウレタンなどの中敷きを使用するものです。
初心者の方は、このうち、プラスチック製のものが扱いやすいのでしょう。
ハンギングバスケット似合った草花は、乾燥に強く、
花数の多いものが良いでしょう。
ニチニチソウ、ペチュニア、ポーチュラカ、
メランボジウムなどがおすすめです。
また、定番のビオラや、パンジーをはじめ、スイートアリッサム、
バコパ、ロベリア、そしてつる性のアイビーなども、
ハンギングバスケットに植えやすい草花の種類です。
■注意したいこと
空中に飾るため、乾燥しやすいのが欠点です。
そのため、ハンギングバスケットは乾燥に注意しながら、
水やりをしっかり行う必要があります。
また、用土は軽く、水持ちの良いものを使用すること、
水分が蒸発しにくいように、
土の表面はミズゴケなどで工夫することが必要です。
水やりの回数が多くなると、どうしても肥料分が流れでてしまいます。
それを抑えるためにも、ハンギングバスケットには、追肥が欠かせません。
液体肥料は薄めにして、回数を多くして使用するのが一般的です。
週に1回ほどは、お水の代わりに液体肥料を与えて調節してくださいね。