ガーデニング 芝生
■ガーデニングの芝生
庭に広がった青々とした芝生を眺めていると、
心が洗われるような爽快な気分になれます。
季節による色の変化も心地よいものです。
また花壇の草花や庭木を引き立てて、深みを持たせてくれます。
初心者でも取扱いがやさしい芝生の種類があります。
住んでいる地域や環境に合わせた、
「芝生のあるくらし」を楽しみたいですね。
■芝の張り方の種類
芝の張り方には下記のように4つの方法があります。
家庭で行う時は、ベタ張りか目地張りがよいでしょう。
張り方によって必要な切り芝の量が変わっていきます。
方法を決めたらできるだけ新しい切り芝を入手しましょう。
芝のサイズは色々あるので、念のため測っておくと失敗がありません。
・ベタ張り
最近よく利用される方法です。
目地を取らない分、切り芝を多く必要とします。
平坦な芝を並べるだけなので早く仕上がります。
雑草も生えにくいので、ビギナーでも失敗が少ないです。
・目地張り
切り芝と切り芝の間を3cmぐらいあけて目地を作り、
列ごとに互い違いに張っていく方法です。
切り芝の実面積の約1.3倍の広さをカバーできる点が長所です。
芝を敷いた直後は土が見えてしまうので中途半端な感じですが、
芝が生長するとこの隙間は自然に埋まっていきます。
・市松張り
切り芝を縦横とも1枚おきに並べ、市松模様のように張る方法です。
材料はベタ張りの半分で済み、コストは安くなります。
しかし完成まで3年ぐらい時間がかかり、
雑草も生えやすいので最近ではあまり利用されていません。
・条張り
1枚の切り芝を長い辺に沿って半分あるいは3分の1に切り、
間隔をあけて一列に張っていく方法です。
ベタ張りよりもコストは安くなりますが、完成まで3年ぐらい時間がかかります。
芝がまくれやすいので、ビギナーむきではありません。