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クリスマスローズ 肥料の与え方

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Christmasrose (4)
ちょっと繊細ですが、育てる楽しみが大きいです

花の少ない季節に、様々な花の形や色で私たちを楽しませてくれるクリスマスローズ。
このような話が伝わっています。

キリストが生まれた日、祝福に訪れた羊飼いの少女がいました。
何かお祝いに渡したいのに、何も持っていなかった少女。

季節は冬で花の一輪もない。悲しみで少女が流した涙が地面に落ちた後、
バラのように美しい花がたくさん咲き始めました。

少女は嬉しくなり、その花を摘んでキリストに捧げたそうです。
その花がクリスマスローズであったと言われています。

Christmasrose (2)
立派に育てたいですね

■クリスマスローズ 肥料の与え方

1. いつ、どのような肥料を与える?
クリスマスローズは夏の間、半休眠しているので、
肥料を与えるのはそれ以外の9月~3月までの間です。

花つきをよくするために、リン酸分の多い肥料を与えます。
窒素分の多いものを与えてしまうと、
葉ばかりが育って花の育ちが悪くなります。

・置き肥
置き肥の場合は、すぐ近くに置いてしまうと、
新芽や根が肥料焼けを起こしてしまうことがあるので、
少し離れた場所に置くようにします。

与える間隔は、肥料のメーカーによって異なりますが、
たいていが1か月ほどもつようです。
1か月経ったら新しい置き肥と交換するようにします。

・液肥
液肥の場合は、規定の希釈率に従って薄め、
1週間に1回程度与えるようにします。

与える時に、大きな葉に液肥がはじかれてしまうことがあるので、
葉をよけて株元に与えるようにします。

Christmasrose (3)
原種系も栽培し始めると面白いです

2. 夏に肥料を与えていたら枯れる理由は?
クリスマスローズは半休眠期である夏になっても、
地上部が枯れることなく残ります。

青々とした葉が残っていると、水も肥料もあげたくなりますが、
根自体はほとんど成長していませんので、

生育期と同じように肥料を与えてしまうと、
根が傷んで枯れてしまいます。

花が終わった後、5月~9月頃までは、
肥料は必要ありませんので、与えないようにします。

水もあまりほしがりませんが、根が乾いてしまうと傷みますので、
土が乾いたらたっぷり与えるようにします。

 

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