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クリスマスローズ 鉢の選び方

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プラスチック鉢は、軽くて壊れにくく扱いやすいです

 

クリスマスローズの鉢植えに利用する鉢は、
その目的と生長ごとに、変えるのが良いとされています。

■育苗用の鉢の選び方

発芽率の高いクリスマスローズの場合、種まきに必要な鉢の数が多くなるため、
安価でも手に入る、ポリポットで育苗するのが一般的です。
ポット上げの時には、3号くらいまでの鉢を利用してください。

また、クリスマスローズの根はぐんぐん下に伸びていくため、
高さのあるロングタイプのポリポットを使用すると良いでしょう。

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スリット鉢は生長しやすく便利です

 

■栽培用の鉢の選び方

プラスチック鉢、駄温鉢が適しています。
プラスチック製のものは、通気性、断熱性は駄温鉢に劣りますが、
割れにくく軽いため、自宅で扱いやすい鉢だと言えます。
排水性はとても良いので、育てやすい鉢となります。

スリット入りのプラスチック製ポットもありますが、5号以下のものは、
排水性が良すぎてしまうため、使用する際は、6号以上のものを利用すること、
また、ポリポット同様に、深鉢の方がクリスマスローズの生育には良いと言えます。

■観賞用にする場合の鉢の選び方

開花株を飾って楽しむ時は、見栄えを重視して、
テラコッタ製の鉢などを利用すると良いでしょう。

駄温鉢よりも、通気性は悪いですが、
保水性が高く管理しやすいのがメリットです。

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和風の鉢も似合いそうです

 

■鉢植えの植え替えは?

鉢植えの育て方のポイントは、毎年の植え替えです。

原種を育てている時は、1まわりほど、大きな鉢へ、
交配種を育てている時は、2まわりほど、大きな鉢へ植え替えをします。

およそ8号サイズほどまで大きくなった後は、
植え替えは行うものの、鉢は大きくする必要がなくなります。

既に開花した株は、2年に1回ほどの植え替えでも大丈夫です。
この場合も、植え替え適期は通常と同じ、秋~春頃になりますが、
根が動き出す秋ごろに行うのが、いちばん理想的だと言えます。

 

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