クリスマスローズ 育て方
クリスマスローズは、鉢でも栽培されますが、
庭植え=地植えするのが、最もおすすめの育て方だと言えます。
鉢で育てるよりも、元気に大きく生育してくれます。
■植え付け時期
10月~3月、秋~春までの生育期に植え付けを行います。
秋の時点でまだ苗の小さいクリスマスローズに関しては、
冬の間、鉢で管理を行い、少し育った状態で春に植え付けします。
■植え付け場所
夏場に半木陰になる場所が理想となります。
また、水はけの良い場所となるようにしてください。
■庭植え=地植えの栽培方法
植え付け場所の土作りは、完熟堆肥を使います。
大体、約30センチほどの深さまで、良く耕しておいてください。
水はけの悪い場所で育てる場合は、雨水が溜まらないように、
盛り土を行い、高い場所に植えつけるようにします。
また、ポット苗から植え付ける場合には、ポットから、
株を抜く時の作業に十分注意してください。ポットから抜いた株は、
ほぐしたりせず、そのままの状態で植え付けを行います。
鉢植えから、地植えにする場合は、鉢植えの時よりも、
少し深い場所になるように、植え付けてください。
株と、株との間は、約30センチほど、3株ほどまとめて地植えすると、
クリスマスローズが咲き誇り、非常にゴージャスな印象が生まれます。
しかし、狭い場所ではその限りではありません。
密植栽培のようになってしまうと、風通しが悪くなってしまうため、
病気にもなりやすくなるので、注意が必要です。
■クリスマスローズの楽しみ方
・草花、樹木と組み合わせる
半木陰の場所を好むクリスマスローズは、カエデや、
ヤマボウシ、クロモジなどの落葉樹との相性が良いです。
また、日陰に適した宿根草であるギボウシ、アスチルベ、
シュウメイギクと合わせても良いですね。
・グランドカバープランツとして楽しむ
クリスマスローズの地植えは、
グランドカバープランツにもなります。
好みの花色で背丈の低いものが良く合います。