芝桜専門店では、さまざまなグラウンドカバープランツを販売しています。
芝桜だけを見ても、レッド・ブルー・ホワイト・パープル・ピンク系と、
さまざまなカラーがあり、イメージ通りのグラウンドカバーを敷くことができます。
■芝桜専門店
芝桜専門店では、芝桜の育て方や、芝桜の植え方、
Q&Aも情報として掲載しているので、
グラウンドカバープランツを、はじめて使用する方でも、
安心して商品を選び、庭づくりすることができます。
これだけの品種がありますので、本当悩んでしまいます。
ここでは、一部、芝桜の品種を紹介したいと思います。
・レッド系には、レッドウィング、極光、レッドアドミラル、
・ブルー系には、エメラルドクッションや、オーキントンブルーアイ、
・ホワイト系には、モンブランホワイト、キャンディストライプ、
・パープル系には、藤姫、ライラック、桜門、つづき宿、
・ピンク系には、ダニエルクッション、アレキサンダーサプライズ、
など数々の品種があります。
こちらで紹介した芝桜の品種は、
ごく一部ですので、ぜひ、芝桜専門店さんでご覧ください。
その他、タマリュウ、セダム、ハミングバード、カムラナナなどの、
個性的で利用しやすいグラウンドカバープランツもあります。
一面、同じ品種、同じ色合いのものでまとめるのも良いですが、
縁取りのように、色を変えて使用するのもまた、良いと思います。
芝桜専門店さんの芝桜コンテストの写真を見ると、
庭のコーディネートの参考になります。
■店舗詳細
芝桜専門店
トムテック
〒513-1123 三重県鈴鹿市下大久保町1231
TEL:059-374-0220 FAX:059-374-0220
店舗運営責任者:山口 良子(インターネット通販部)
店舗セキュリティ責任者:山口 良子
店舗連絡先:tomtec@shop.rakuten.co.jp
寄せ植えを作ることは、めんどうだしセンスが必要?と思っていませんか。
初心者の方でも、秋から春まで長持ちする寄せ植えを、
センス良く、手軽に作ることができます。
秋はたくさんの種類の草花苗が店頭に並びます。
ぜひ、お気に入りの花を見つけて寄せ植えにしてみましょう。
寄せ植えは、私や園芸友達の体験ですと、
春秋2シーズン、2~3鉢ずつ作るとコツがわかります。
■寄せ植えの道具
まずは、寄せ植えに最低限必要なものを揃える必要があります。
すでにガーデニングを始めていて、道具もある程度揃っている場合は、
必要なものが揃っているかチェックをしておきましょう。
◎必要な道具
・鉢、プランター
寄せ植えをするための器です。
置き場所などを考慮し、サイズや色を決めておきましょう。
・鉢底石
水はけをよくするため、鉢の底に敷くための石です。
・土
園芸店やホームセンター、ネットなどで売られている、
草花用の培養土が便利です。
・肥料
薄めて使う液体肥料と、ゆっくりと溶けて効く固形の肥料などがあります。
育てるものや植物の状態によって、使い方が変わります。
・スコップ、移植ゴテ
土を入れたり、穴を掘ったりするために必要です。
・ハサミ
花ガラを摘んだり、切り戻しを行うために使います。
・ジョウロ、ホース
水を与えたり、液体肥料を薄めたものを与えたりするのに使います。
水差しのようにストレートの水が出るものと、
シャワーのように出るハス口とがあると便利です。
■寄せ植えの植え方
園芸店などで、すでに完成品として売られている、
豪華で高価な寄せ植えをみかけることがあります。
どれも素敵で、自分で作るにはセンスもないし、
難しそうと思うかもしれません。
けれど、初心者の人にも向く寄せ植えの方法があります。
◎同系寄せ
パンジー+ビオラなど、葉や花の大きさ、
形が似ているものを組み合わせて作る寄せ植えです。
背丈もあまり変わらないので、あとは配色などを決めるだけです。
パンジー、ビオラ、プリムラなどは、花色も豊富で、
花の形もフリルのようになっているものなどがあり、
バラエティーに富んでいます。
色の組み合わせだけでも、雰囲気を変えることができ、
十分楽しむことができます。
◎高低組み合わせ
背丈の高いものと、低いものを組み合わせて、
奥行きや立体感を出す植え方です。
高低差を出すことで、少し上級者のような寄せ植えを作ることができます。
基本は、高いものを中心や後方に置き、
中くらいのものを脇から手前に、低いものを手前側に置きます。
そしてグランドカバーに使われるような匍匐性の植物を、
側面や手前の隙間に入れると見映えがします。
植物の種類を増やすと、それだけまとめることが難しくなるので、
最初は植物の種類を減らすと良い感じに作れます。
◎ダブルデッカー
ダブルデッカーとは、2階建てという意味です。
主に球根と草花を組み合わせた寄せ植えなのですが、
時期によって植え替えをしていないのに見た目が変わります。
秋~春までは、地上部にある草花だけを観賞することになりますが、
春以降は球根植物の花も合わせて咲くので、
とてもボリュームのある華やかな寄せ植えになります。
*比較的大きな鉢やプランターで試してください。
■寄せ植えのお手入れ
きちんとお手入れすることにより、寄せ植えを長持ちさせることができます。
・水やり
基本は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
秋から暖かくなるまでは、比較的気温の低い期間が長いですので、
水切れよりも水の与えすぎによる根腐れに注意しましょう。
また、水を与える時は、鉢全体の上から与えるのではなく、
株の根元のやや外側に与えるようにします。
上から水をかけてしまうと、咲いている花が傷んだり、
葉などに当たって水が流れてしまい、
土にはほとんど水が渡らないことがあります。
鉢やプランターの底から水が出てくるまで、
たっぷりと与えるようにしましょう。
・肥料
花期が長い植物などは、途中で肥料切れを起こしてしまうと、
花の勢いがなくなったりすることがあります。
植えている植物にもよりますが、
基本は多肥にしない程度に定期的に与えましょう。
・花ガラ摘み
咲き終わった花をそのままにしてしまうと、
種を作ることに栄養を使ってしまったり、
傷んだ花びらが葉などにくっついて病気の元になります。
花が終わったものは、ハサミを使ってこまめに花ガラ摘みを行います。
・切り戻し
伸びすぎてきたものは、切り戻しをすることで株姿を保つことができます。
ただし、厳寒期などに切り戻すと枯れることがあるので、
植えた植物の切り戻しの時期がいつなのかを調べておきましょう。
■秋の寄せ植えのおすすめの植物
秋の寄せ植えにおすすめの植物です。
◎花
・ビオラ
・パンジー
・プリムラ
・キンギョソウ
・シクラメン
・アリッサム
◎リーフ
・ワイヤープランツ
・シロタエギク
・ゼラニウム
・ヘデラ
・エレモフィラ
・グラス類
◎球根
・チューリップ
・ムスカリ
・アリウム
・ヒヤシンス
*ダブルデッカーにすると春に咲き出し賑わいます。
■参考
・秋の寄せ植えと作り方
庭のコーディネート、スパイスに、風車が人気です。
庭に風車? と思われるかも知れませんが、
ガーデニングを好むかたに、今注目されているアイテムです。
風車は、大きいものもあれば、小さいのもあり、
狭いスペースでも楽しめるサイズのものも増えています。
風車の直径約20~30cm、高さ約50~100cm、
重さが約100g以上が、
プラスティック製での標準的な大きさのようです。
素材も、プラスティック、木、アイアンなどさまざまです。
風車があると風をいつも以上に感じられ、爽やかです。
モノトーンの風車がついたアイアンフェンス、ピックは、
庭を落ち着いた上品な雰囲気にしてくれます。
実のなる植物、イチゴやベリー類、野菜を育てている時には、
風車が、鳥除け、虫除けにもなるので、たいへん重宝しますね。
植物の素材感と違った、つるつるしたプラスティックやざらっとした鉄、光るアルミなどが、
ガーデンをよりきれいに清々しく見せてくれます。
◎人気の風車は?
人気のある風車は、シンプルなデザインのものはもちろん、
カラフルな愛らしい雑貨とも言えるデザインのものも増えています。
そして、お値段がかなり低価格です。
花壇においても素敵ですし、柵などと一緒にしても可愛いです。
また、風車同様、風見鶏、ピックも人気があります。
ハーブは少し難しいかな?
と思っている方も多いかもしれませんが、
実は、とても丈夫で育てやすい品種が多いです。
ハーブの中には、原産地で痩せ土地に生えているものも多く、
そのため頻繁に肥料を与える必要がないものがほとんどです。
特に初心者の方でも育てやすく扱いも楽で、
いろいろと利用しやすいハーブをご紹介します。
■環境
ハーブだけでなく、どのような植物にも、
育ちやすい好みの環境があります。
けれど、ハーブは元来とても丈夫な性質ですので、
多少のことなら枯れたりすることはありません。
紹介しているハーブは、どれも日当たりの良い場所を好みますが、
よほど日陰でない限りは、じゅうぶんに育ちます。
ただ、日当たりが悪いと徒長して株姿が乱れることがあります。
ラベンダーのカーペットも素敵ですね
■水やり
ハーブは、基本的には少し乾燥した環境を好むものが多いです。
そのため、水やりのタイミングは、
土の表面が乾いたらたっぷりと、というのが原則です。
ただし、中には少し湿気た環境を好むものがあります。
今回の中では、ミントが少し湿気た環境を好みます。
とはいえ、常にじめじめている環境は苦手ですので、
極端に水はけの悪い土や、鉢皿に水を溜めることは避けましょう。
■収穫
ある程度まで育ったら、収穫を兼ねて切り戻したり、
枝を間引くように剪定してあげます。
そうすることで風通しが良くなり、
蒸れて枯れることが少なくなります。
また、切ったところから脇芽が伸びてきて、枝数が増え、
その後の収穫量がぐんと増えていきます。
シソ科 多年草 花期:7月~8月 草丈:30cm~60cm
用途:料理、ティー、染料、ポプリ 利用箇所:葉、花、茎
イタリア料理には欠かせないハーブで、特にトマトとの相性は抜群です。
ピザソースに使えば、本格的な風味に仕上がります。
栽培は容易ですが、少々湿気に弱いところがあるので、
梅雨の時期は注意が必要です。
収穫を兼ねて枝数を減らして風通しをよくしておきましょう。
・サントリナ(cotton lavender)
キク科 常緑低木 花期:6月~9月 草丈:20cm~60cm
用途:ポプリ、虫よけ 利用箇所:葉、花、茎
料理などには使えませんが、虫よけの効果があるハーブです。
風通しが悪くなると枯れこんでくることがあるので、
枝数を減らすようにして、風通しをよくしておきます。
刈った枝は、乾燥させてポプリにすることができます。
シルバーリーフの品種は、花壇や寄せ植えなどのアクセントにもなります。
シソ科 低木 花期:5月~7月 草丈:5cm~30cm
用途:料理、ティー、染料、ポプリ 利用箇所:葉、花、茎
たくさんの品種があり、匍匐して育つもの、
枝が直立して育つもの、葉が斑入りのものなど様々です。
香りもスパイシーな香りや、オレンジの香り、
レモンの香りなどがありますので、好みのものを選ぶといいでしょう。
タイムは乾燥させても香りがしっかりと残るので、
たくさん収穫したら、乾燥して保存し、いつでも料理に使うことができます。
また、ポプリやサシェなどのクラフトでも、香りを楽しめます。
ユリ科 多年草 花期:5月~6月 草丈:20cm~40cm
用途:料理 利用箇所:葉、花
西洋アサツキとも呼ばれるように、
細いネギのような姿で香りがあり、花がアザミに似てかわいいです。
刻んで卵料理に入れたり、バターに練りこんだりして楽しみます。
初夏には紫色の花を咲かせます。
花の形はネギにできるネギ坊主のような形をしており、
切り花として飾っておくこともできます。
シソ科 一年草 花期:7月~11月 草丈:60cm~90cm
用途:料理、ティー 利用箇所:葉
葉が小さくよく枝分かれしてこんもりと茂るブッシュバジル、
レモンの香りのするレモンバジル、
個性的な濃い紫色をしたダークオパールバジルなどがあり、
どれも料理に使うことができます。
色や形によって、花壇や寄せ植えのアクセントにすることもできます。
栽培は簡単で、種からも容易に育てることができます。
シソ科 多年草 花期:6月~9月 草丈:10cm~100cm
用途:料理、ティー、染料、ポプリ 利用箇所:葉、花、茎
ミントは清涼感のある香りが特徴ですが、品種によって、
レモンやオレンジ、バナナ、リンゴなどの香りがするものもあります。
品種で多少の性質の違いはありますが、基本はとても丈夫で生育旺盛です。
地下茎で伸びて広がるので、地植えにするには注意が必要です。
広がりすぎて収拾がつかなくなることがあるので、
土中に仕切り板を入れるか、鉢植えで楽しむと良いでしょう。
3月に入ると、水仙やチューリップなどのさまざまな花が開花を始めます。
冬の間少し寂しかった庭も、だんだんと花が咲き、彩られていきます。
3月は、花木の植え付けや、移植の適切な温度・湿度です。
植物の根が動き出し、新芽が芽生えるときまでに、
病害虫の予防や土づくりを行って、ガーデニングの準備をしましょう。
■防寒具の撤去
寒い冬の間、防寒や風よけのためにかけていた、
マルチなどを3月下旬までには取り除くようにします。
寒さを防ぐために、気温が充分高くなるまで、
そのままにした方がいいかと思われるかもしれません。
しかし、マルチで地温を上げたままにしておくと、
急激に芽が伸びることがあります。
新芽が傷んでしまうと、その後の生育に大きく影響するので、
3月のうちに撤去するようにしましょう。
■株分け・挿し木
ハーブや宿根草などの株分けに適した季節です。
3月上旬はまだ気温が低すぎるので、
気温が安定してくる3月中旬以降がおすすめです。
ただし、ハーブや宿根草の中には、寒さに弱いものがあります。
寒さに弱い植物を無理に株分けしてしまうと、
根を傷めた上に寒さにも当たるので枯れてしまう可能性があります。
寒さに弱い植物を株分けする場合は、
気温が充分に上がってからにしましょう。
また、この時期は剪定に適している庭木も多いです。
剪定を行った後の枝を利用して、挿し木にも挑戦してみましょう。
■害虫対策
気温が上がってくると、どうしても出てくるのが害虫です。
アブラムシなどはどこからともなく飛来し、
植物の新芽や葉の裏などについて吸汁します。
放置するとすぐに数が増えてしまうので、
こまめにチェックして、ついているのを見つけたら、
粘着テープなどで捕殺するようにしましょう。
■庭木の剪定
この時期は、2月に引き続き庭木の剪定に適しています。
庭木の種類によっては、枝を間引いたり、
軽く切り戻すだけの弱剪定がよいものと、
強く切り戻す強剪定がよいものとに分かれます。
・弱剪定
オリーブ、カキ、カツラ、キンカン、キンモクセイ、コムラサキ、
サザンカ、ツバキ、バイカウツギなど
・強剪定
アジサイ(枝の更新)、アベリア、イチイ、コニファー、
サルスベリ、ピラカンサなど
■種まき
3月に入ると、種まきの適期に入る植物が、
野菜・花に関わらずたくさん出てきます。
種から育てた植物が花を咲かせたり、
実をつけたりする喜びは格別です。
・花
バーベナ、アゲラタム、インパチェンス、ペチュニア、アスターなど
・野菜
トマト、ブロッコリー、キャベツ、レタス、ミズナ、コマツナ、ルッコラなど
■苗・球根の植え付け
種まきと同じように、
苗や球根を植え付けることができる植物も増えてきます。
園芸店やホームセンターなどでも、たくさんの苗が並び始める頃です。
よい苗を選び、適期のうちに植え付けましょう。
・花
アリッサム、パンジー、ビオラ、ノースポール、デージー、
プリムラ、マーガレットなど
・球根
アッツザクラ、ラナンキュラス、アマリリスなど
・野菜
ミョウガ、アスパラ、ジャガイモなど
■その他の作業
・花壇の整理
3月以降、次から次へと春の花、
夏の花と種や苗を植え付けるものが増えてきます。
枯れてしまったものは株ごと引き抜いて、
地上部のみが枯れてしまっているものも、刈り取ります。
枯れた株を引き抜いた後は、
スコップなどでよく耕し、残った根などを取り除きます。
元肥となる化成肥料と、土の酸性度を調整するための、
苦土石灰を加えてよく混ぜ、土を作っておきましょう。
・花ガラ摘み
冬の間咲き続けているパンジーやビオラのような花は、
だんだんと春が近づいてくると、さらに花の数を増やします。
こまめに花ガラ摘みを行い、株に負担がかからないようにします。
クロッカス、ヒヤシンス、アイリス、スイセン、チューリップなど、
3月頃から秋に植え付けた球根類も、次々と花をつけ始めます。
ずっと花をつけたままにしておくと、球根が消耗してしまうので、
遅くても花びらが散り始めたら花を摘むようにしましょう。
この時、必ず葉は残しておくようにします。
球根類の葉は、花が終わった後も光合成をして養分を作る役目があります。
2月はまだ厳寒期といえる時期ですが、
中旬を過ぎると晴れた日中は少し暖かい日もあります。
秋~初冬にかけて植え付けた球根たちの芽も、
少しずつ地上に見え始めてきたり、
早いものでは花を見られるものもでてきます。
春以降の植物たちが元気に生育する季節に向けて、
ガーデニング計画を立て、準備しておきましょう。
■宿根草の株分け
春に芽が動きだす直前のこの時期、
シュウメイギク、宿根フロックス、スズランなど、
宿根草の株分けが可能です。
株分けは、根を傷つけないように少し大きめに根鉢を掘り上げ、
手やハサミなどを使って株を分けていきます。
あまり小さく分けてしまうと、
花が咲くようになるまで年数がかかってしまうので、
あまり細かくしないように注意しましょう。
■庭木の剪定
1月に引き続き、2月もたくさんの樹木の剪定が可能な時期です。
樹木によって、軽く形を整えるだけのものや、枝を間引くもの、
全体を強く剪定するものなど、合う剪定方法は様々です。
必ず詳しい剪定方法を確認してから剪定を行いましょう。
・枝の間引き、弱剪定
カキ、カシ類、カツラ、ガマズミ、キンカン、クロモジ、
コウラサキシキブ、ツツジ、ツバキ、バイカウツギ、
ハナミズキ、ハナモモ、マンサク、ユズ、ユキヤナギなど
・強剪定
アジサイ(枝の更新)、アベリア、サクラ(必ず切口に保護剤を塗る)、
サルスベリ、バラ、ピラカンサ、ヒペリカム、フジ、ボケ、ムクゲなど
■その他
・種まき
まだまだ寒い時期なので、あまり種まきできるものはありませんが、
花も野菜もいくつかは種まき可能なものがあります。
中には加温が必要なものもあるので注意しましょう。
また、今の季節に春にまく種の計画を立てておくと、
春の寄せ植え、花壇作りや庭作りが上手にできます。
◎加温して種まきができる植物
・草花 キキョウ、スイートピー、ネメシア、
クリサンセマム、カーネーションなど
・野菜 キャベツ、ブロッコリー、ジャガイモ(植え付け)など
・落葉樹の植え付けと植え替え
落葉樹は、落葉していて芽や根が動きだす前のこの時期に、
植え付けと植え替えが可能です。
落葉樹の種類によって、根鉢を崩すものと崩さないものがあるので、
育てたい落葉樹の詳しい植え付け方、植え替え方は調べておきます。
・マツ類のコモをはずす
マツ類の幹の周りにコモを巻いている場合は、
2月中にはずして処分するようにします。
コモ巻きは、マツ類につく害虫がコモの中で越冬しているところを、
コモごと駆除することが目的です。
気温が15℃以上になると、コモの中で越冬している害虫が、
コモの外に出てしまいます。
必ず2月のうちにコモをはずし、処分しておきましょう。
・寒肥
春になり、芽や根が動きだした頃に肥料分が効くように、
ここでは緩効性の肥料を与えるようにします。
基本的には牛糞に油かすや骨粉を混ぜた有機質の肥料を使います。
最近では、寒肥用としてすでに配合された肥料も売られていますので、
そちらを使ってもいいでしょう。
ただし、与える植物に必要な肥料分が充分に入っているかを、
確認することが大切です。
同じ寒肥として売られているものでも、
メーカーによって肥料分の配合比率は様々です。
パッケージの裏などに成分表が書いてありますので、
育てている植物に合ったものかを確認してから購入します。
・つるバラの誘引
2月頃くらいまで、つるバラの誘引が可能です。
すでに落葉しているものはそのまま誘引作業を行っても良いですが、
葉が残っているものは、作業を行う1週間ほど前までに、
残っている葉を落としておきましょう。
冬は休眠しているものと思っていても、葉が残っている状態のものは、
活動したままの可能性があります。
株が活動している状態で誘引や剪定を行うと、
その後の生育に影響するので、必ず葉を全て落とし休眠状態を作りましょう。
・水やり
2月もまだまだ寒い時期です。
朝早くや夕方に水を与えてしまうと、
土が凍って根を傷める原因になります。
比較的気温の高い日中に与えるようにしましょう。
・室内の植物
冬は観葉植物だけでなく、冬越し中の植物も、
室内に置いてあることが多いかと思います。
2月も中旬を過ぎると、晴れた日の日中の室温は意外と上がります。
夜と昼の温度差があまり激しいと、植物に負担がかかってしまいます。
また、土や葉が乾燥しやすくなり、
ハダニなどの害虫が発生することもあります。
気温の高い晴れた日には、外に出して新鮮な空気を吸わせてあげましょう。
ただし、気温が下がり始める頃には、必ず室内に戻してあげます。
1月は厳寒期と言われ、屋外でできる作業はかなり限られます。
寒さを利用した寒おこしや収穫作業などの、
屋外作業は、できるだけ暖かい日中のうちに行うようにし、
屋内でできることは暖かい室内でのんびり行いましょう。
■寒おこしの方法
1月~2月の厳寒期は、外でできる作業は限られています。
寒さを利用して、害虫駆除と土壌の消毒、
土作りを一度にできるお得な作業が寒おこしです。
力仕事なので少し体力は必要ですが、とても簡単で、
春以降の植物の生育を良くする効果が高いですので、
ぜひチャレンジしてみてください。
◎寒おこしの手順
1.植物を実際に育てる予定の場所(育てていた場所)を、
シャベルで掘り起こします。
この時、シャベルを20cm~30cmの深さまで土に刺しこみ、
土が塊の状態のまま掘り起こすようにしましょう。
2.掘り起こした土を崩さないように注意し、
寒おこしをする範囲の土を同じように掘り起こす。
3.土は掘り起こした状態のまま、暖かくなるまで放置しておきます。
寒おこしで必要なことはこれだけです。
土を塊のまま寒さに当てることで、凍結と解凍を繰り返し、
中の害虫を死滅させ、菌を消毒する効果があります。
また、土が凍結した際に水分を含み、団粒構造を自然と作ります。
団粒構造ができている土は、通気性と水はけに富んでいて、
植物にとってとても良い土といえます。
春から夏をイメージしてガーデニングの計画を
■ガーデニングプランを立てる
外でできる作業が限られていて時間が空くからこそ、
1年間のガーデニングプランをじっくり立ててみましょう。
植物はそれぞれに特性があり、草丈や花期、好む土質や気候などが違います。
敷地内のどの場所にどの植物が合うのかをじっくり研究し、
それぞれに合ったものを植え付けることで、
その植物を長く楽しむことにもつながります。
春~冬にかけて、植物が元気で楽しめる庭をめざしましょう。
■庭木の剪定
剪定と一口に言っても、木の種類によって、
剪定できる強さや時期は異なります。
育てている樹木の品種を確認し、
それぞれに合った剪定方法で剪定してあげましょう。
・間引きや不要枝の剪定
この時期、すでに花芽が形成されているものなどは、
強く剪定すると花芽ごと切り落としてしまいかねません。
軽く姿を整える程度や、枝先を切り戻すだけのもの、
混みあった枝を間引く程度の剪定が可能です。
カキ、カシ類、カツラ、ガマズミ、クロモジ、ケヤキ、コデマリ、
サンショウ、ツツジ、バイカウツギ、ハナミズキ、ハナモモ、
ヒペリカム、ボタン、マンサク、ヤマブキなど
・強剪定が可能
枝を根元まで切り戻すような強い剪定を行うことで、
春以降の生育が俄然よくなります。
強い剪定を行う際は、思い切って剪定することがポイントです。
こわごわ剪定してしまうと、思っていたよりも軽い剪定になってしまい、
弱い枝しか伸びなかったり、花付きが悪くなることがあります。
アジサイ(通常は軽い剪定のみ、枝を更新する時のみ強剪定可)、
ウメ(花芽に注意)、カエデ類、キウィフルーツ、コナラ、
サクラ(切断面に要保護)、サルスベリ、ハナカイドウ、バラ、ムクゲなど
■その他
・種まき、株分け、植え替え
この時期、種まきのできる植物はほぼありません。
特定の植物以外は、株分けや植え替えも適した時期とはいえません。
・花の管理
秋~春まで楽しめる、シクラメンやプリムラ、
パンジー、ビオラなどは、管理を続けます。
花が傷んできたら花ガラを摘みます。
花を咲かせ続ける植物は、花を咲かせることに非常に力を使います。
そのため、肥料切れにならないように注意が必要です。
とはいえ、多肥にすると株が軟弱に育ったり、根が傷むことがあるので、
定期的に規定量の肥料を与えるようにしましょう。
ユリはようやく発芽するくらいですが、冬季に世話をすると咲き方が違いますね
・水やり
一年のうちで一番寒い時期ですので、
水を与えるペースも自然と少なくなります。
地植えのものに関しては、降雨だけで問題ないことも多いでしょう。
鉢植えやプランターなど、容器栽培にしている植物や、
軒下などで管理していて雨の当たらないものは、
土の状態をよく確認し、乾いていたらたっぷりと与えるようにします。
室内で管理している植物同様に、
土の状態をよく見て水を与える必要があります。
暖房のかかった室内で管理している場合は、
冬といっても案外室温が高くなり、
土が乾燥しやすい環境になっていることがあります。
土が乾いているようであれば、前日に水を与えていたとしても、
たっぷり水を与えましょう。
また、水を与える時は気温の下がる夕方以降ではなく、
日中に与えるようにしましょう。
つる植物を巻いて上に葉や木の実、オーナメントをつけて手作りも
クリスマスリースは、クリスマス用品としてツリーの次に人気があります。
ヒイラギ、モミの木にて作られたクリスマスリースなどありますが、
今は多種多様。さまざまなクリスマスリースがあり、楽しめます。
ここでは、クリスマスリースについての豆知識を紹介します。
■古代ローマ時代からの風習
クリスマスリースは、古代ローマのから伝わるものです。
クリスマスリースは、英語で書くと、「Christmas Wreath」となります。
この”Wreath”(リース)の意味は、花冠、輪状、花輪の意味があります。
ギリシャに由来していて、オリンピックの時などに、
頭にのせる、葉(月桂樹でできた月桂冠)と同じように、
賞する、お祝いの意味があるそうです。
■輪状になっている意味
クリスマスリースはご存知の通り、輪状になっていますね。
これは、はじまりと終わりが、ずっとない、
永遠に続くという意味合いも込められています。
常緑性の葉を使用することで、自然が豊かになることや、
農作物の繁栄と豊作、ヒイラギの赤い実は、太陽、
松ぼっくりやリンゴは、収穫、ベルはキリストの生誕を知らせ、
リボンなどの装飾は魔除けなど、それぞれ、意味が込められています。
■日本とは違う使い方も……
一般的に、クリスマスリースは、壁面に掛けて使いますね。
しかし、アメリカや、ヨーロッパでは、台の上において使用する方法もあります。
日本でも、教会などでは使われている方法です。
リースは、寒い冬でも厳かで心温まる気持ちになれるもので、
不思議と、気持ちが和んできます。
ハンドメイドすることもできますし、
この時期になると、さまざまなショップで販売されるので、
今年の冬は、クリスマスリースを飾ってみてはいかがでしょうか?
玄関ドアに飾られているクリスマスリースを見ると、
雰囲気があってステキですね。
しかし、ちょっと豪華なリースはかなり高いですし、
一年に一度しか使わないので購入をためらうかたもいるでしょう。
そこで、クリスマスリースを自作してはいかがでしょうか。
材料費だけでよい上に、工夫すれば思ったより安く作れるんですね。
難しいのではないかと悩むかもしれませんね。
本格的なものを作ろうとすれば大変ですが、簡単な作り方もあるのです。
リース台と接着剤の準備、飾りの準備、飾りの取り付け、これだけです。
◎準備するもの
リース台、接着剤、(あれば、つる性植物、グルーガン)
まずはリース台が必要となります。
これは100円ショップでも売っているので安く手に入れましょう。
あるいは、つる性植物を巻いて自作しても良いですね。
あとは接着剤があれば十分です。
グルーガンがあれば、短時間で次々に飾りをつけられるので、
さらに作り方が簡単になります。
◎飾るもの
松ぼっくり、どんぐり、ベル、リボンなど
次に、飾りの準備をします。
ベースを白にしたければ、白いモヘア毛糸が簡単です。
緑なら、ヒイラギなどの葉を使います。
本物が手に入らない環境なら、造花の葉っぱを使うのもよいです。
クリスマスツリー用のオーナメントを調べると、気に入ったものがいくつも出てくるでしょう。
100均でも、ベルやサンタ、ヒイラギなどを置いています。
松ぼっくりやどんぐりなどの木の実を使うときは煮沸消毒をしたほうが安心です。
外から見えなくても、消毒すると汚れや虫がついていることがあります。
◎リース台を整える
そして、リース台にベースをつけていきます。
ヒイラギの葉なら、表面に接着剤でつけるだけです。
毛糸を使うなら、リース台にあわせて何度か表面に巻いた後、数箇所を貼り付けます。
気に入った配置と色彩を見つけましょう
◎飾りの位置を決める
あとは、飾りを並べるだけです。
いきなり接着剤を使わず、一度配置してバランスを見ましょう。
気に入った置き方と色彩が見つかるまで、何回か置き直してみます。
色は、赤、緑、白の配色をメインにするとクリスマスらしくなります。
初心者かたの作り方としては、他の色はアクセント程度に抑えるとおしゃれです!
決まったら、一度取り外してから接着剤でひとつずつ留めてできあがりです。
一度作ってみると、次は少し違ったものをと考えたくなります。
ぜひ毎年いろんな意匠のクリスマスリースを作ってみてください。
*プロのクリスマスリースも、とても参考になります。
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12月になると、日が暮れるのも早くなり、本格的な寒さもやってきます。
比較的暖かい昼間のうちに、庭仕事を片付けるようにしましょう。
■室内に植物を取り込む
12月ともなると、初霜が降りる地域も増えてきます。
多年草などで、耐寒性があまりないものは、
室内で冬越し可能なものもあります。
耐寒性のない植物が霜にあたると、根や地上部が傷んだり、
霜によって根が押し上げられてダメージを受けたりして、
最悪の場合枯れてしまうことがあります。
耐寒性の弱い植物は、霜が降りないうちに室内に入れましょう。
室内に取り込んだ後、気を付ける点がいくつかあります。
・日当たり
耐寒性はないけれど、日当たりを好む植物や、
逆に明るい日陰が好きな植物と、植物によって性質が異なります。
戸外に比べると、どうしても室内の方が光量は少ないですが、
日当たりを好む植物はできるだけ日当たりの良い窓辺などに置き、
居心地が良いように管理してあげましょう。
・水やり
植物によって、水のやり方も変わってきます。
耐寒性のない植物の中で、
気温が低いと生育が止まってしまうものがあります。
そういった植物の場合、それまでと同じ頻度で水を与えると、
過湿の状態になってしまうことがあります。
育てている植物の性質をしっかりと把握し、
水やりの頻度を調節しましょう。
・暖房器具
寒さに弱いからといって、エアコンやヒーターなどの暖房器具の熱風を、
直接受ける場所で管理するのは、おすすめできません。
熱風が直接当たることにより、葉などが乾燥しすぎてしまったり、
鉢が熱をもってしまって根を傷めることもあります。
暖かい気候や暑い場所を好む植物であったとしても、
暖房器具の風が当たらない場所に置くようにしましょう。
・窓辺
日当たりを確保するために、窓辺に植物を置くことも多いかと思います。
けれど、夜になると窓辺は戸外とガラス1枚を隔てるだけとなり、
部屋の中心に比べると意外と気温が下がります。
そのため、昼間は窓辺で日光浴させ、日が暮れてきたら、
窓から離れた場所に移動させるようにすると安心です。
■冬の肥料
冬の間、地上部が枯れるものや、寒くなると枯れてしまう一年草などは、
特に肥料を与える必要がない場合がほとんどです。
また、常緑性の植物などで、冬の間も地上部はあるけれど、
生育が止まる植物も、冬の間は肥料を必要としないものがほとんどです。
逆に、クリスマスローズのように、冬の間も休まず花を咲かせるものや、
生長を続けるものは養分を必要としています。
寒い間も花を楽しむためにも、
忘れずに肥料を与えるようにしましょう。
■腐葉土作り
落葉樹が落とした枯葉を集めて、腐葉土を自作することができます。
最も簡単な方法は、水抜きの穴が空いた容器(大型のコンテナなどでも可)に、
集めた枯葉を詰め込み、その上から重石をします。
重石は、レンガや水入りペットボトルなど重さのあるものであれば、
どんなものでも使用できます。
重石をした状態で、雨の当たらない軒下などに放置し、
数か月~半年ほどすると、立派な腐葉土になります。
時間はかかりますが、集めた枯葉を処分する必要もなく、
また作る楽しさとできあがった時の喜びがあります。
■植え付け可能な苗と球根・種まき可能な植物
12月は、寒さも本格的になってきて、
植え付けできる植物や種まきができるものが限られてきます。
地域にもよりますが、暖地などであれば、
パンジーやビオラ、プリムラなどの植え付けが可能です。
また、ユリ、チューリップの球根も、
ギリギリですが植え付けが可能です。
種まきのできる花はほとんどありませんが、
ホウレンソウやコマツナ、ルッコラなどの、
葉物野菜の中には種まき可能なものもあります。
■庭木の剪定
12月は、様々な庭木の剪定が可能な時期です。
ただし、種類によって剪定の方法などが変わってくるので、
必ず詳しい剪定方法を調べてから剪定を行いましょう。
・強剪定が可能
イチイ、ウメ(花芽に注意)、カエデ類、カナメモチ、
サクラ(切口の保護が必要)、サルスベリ、トキワマンサク、
ハナミズキ、バラ、ピラカンサ、ムクゲなど
・間引きや不要枝の剪定
アジサイ、カキ、カツラ、ガマズミ、コデマリ、サンショウ、
ナツツバキ、ハナカイドウ、ユキヤナギなど
・枝先など軽い剪定
カシ類、カンツバキ、ツツジ、ドウダンツツジ、
バイカウツギ、ヒイラギ、ボタン、モクレン類など
■その他
・イベントの準備
クリスマスや正月などイベントが続きます。
ツリー、寄せ植え、リースを手作りするのも楽しいです。
庭をライトアップするのも豪華です。
・冬支度
寒さも本格的になってきます。
霜よけや防寒がまだの場合は、早めに済ませましょう。
・水やり
気温が下がってくると、土が乾きにくくなるので、
毎日水を与えると過湿になることがあります。
水を与える時は、必ず土の状態を確認し、与えるべきか判断します。
また、夕方に水を与えると、霜や凍る原因になります。
水を与えるのであれば、午前中のうちにしましょう。
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